7月30日(土)・31日(日)に、第39回全日本教職員連盟教育研究全国大会(栃木大会)を「新しい価値を創造する力を育む教育実践~自らの考えを広げ深める子供の育成を通じて~」を大会主題として、実に3年ぶりに対面で開催いたしました。
また本大会では、ハイブリッド配信システムを取り入れることにより、対面参加できなかった会員にもWeb配信により視聴いただくことができました。
1日目は、ホテル東日本宇都宮において分科会が開催されました。6つの分科会において提案発表があり、それぞれが学校現場において深めた研究の成果を発表しました。また参加した会員からは活発な質疑が行われ、会場は熱気に包まれました。更に各分科会指導助言者による助言者ゼミナールが行われました。各分野のエキスパートの講師陣による講演は、聞き応えのある内容でした。
2日目は、栃木県教育会館大ホールにおいて全体会・記念講演が行われました。安彦広斉文部科学省大臣官房審議官をはじめ、山本ともひろ衆議院議員、竹内真二参議院議員や県議会議員、友誼団体等、多くの来賓の御臨席のもと全体会を開催しました。
さらに記念講演として杏林大学外国語学部教授の金田一秀穂氏をお招きし、「世界一受けたい授業〜おもしろ日本語〜」と題して御講演いただき、日本語の奥深さを知ることができました。
コロナ禍が再燃する中での実施となりましたが、厳重な感染対策と、参加した会員の皆様の高い意識により、安心・安全な大会運営をすることにより、参加者から感染者を一人も出さない大会となりました。
全国で活躍する同志と久しぶりに対面を果たし、笑顔で交流する様子を目にし、教育研究全国大会を開催できたことに感慨深いものがありました。
主管団体として、大会運営全般を取り仕切ってくださった栃木県教職員協議会・栃木県学校管理職員協議会の皆様、そして、御参加いただいた全国の会員の皆様に心より感謝申し上げます。