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機関誌『教育創造』第102号 発刊

日本教育文化研究所の機関誌である『教育創造』第102号が発刊されました。

第102号は特集テーマを「誰一人取り残されない学びの保障を~不登校児童生徒の学び~」と題しました。不登校児童生徒が主体的に社会的自立や学校復帰に向かうように児童生徒自身を見守りつつ、不登校のきっかけや継続理由に応じて、適切な支援や働きかけを行っていく必要性が叫ばれています。今回は「不登校となっても学びを継続し社会で活躍できるような取組」について認識や展望等について専門家の視点から御提言をいただきました。

また、学級経営、マネジメント、健康教育、栄養教育、幼児教育等、各分野に精通した方々から御寄稿いただくことができました。

更に、11月にハイブリッド形式で開催された令和6年度教文研教育シンポジウム「学校と地域でつくる学びの未来~コミュニティ・スクールの可能性~」の内容も載録しております。パネリストとして、貝ノ瀨滋氏(前東京都三鷹市教育長・全国コミュニティ・スクール連絡協議会顧問)、竹原和泉氏(NPO法人まちと学校のみらい代表理事・令和6年度CSマイスター)、松田靖氏(山口大学大学院教育学研究科教授(特命))に御登壇いただきました。また、コーディネーターに明石要一氏(日本教育文化研究所所長・千葉大学名誉教授)を迎えた本シンポジウムは、3名の先生が、各々の立場でコミュニティ・スクールの魅力や好事例等について御自身の御経験やこれまでの実践等を踏まえ提言をされ、充実したシンポジウムとなりました。教育シンポジウムについてはYouTubeでも御覧いただけます。

その他、教文研会員から多種多様な投稿等もあり、内容盛り沢山となっておりますので是非御一読ください。なお、会員限定の配布となっておりますが、会員外で御興味がある方は事務局までお問い合わせください。部数限定ですがお譲りすることが可能です。