ニュース

令和4年度 教文研教育シンポジウム兵庫開催


 11月20日、対面では実に3年ぶりとなる教文研教育シンポジウムを、兵庫県神戸市において開催いたしました。
 

パネリストに、遠藤洋路氏(熊本市教育委員会教育長)、岸本吉生氏(ものづくり生命文明機構常任幹事)、福田美紀氏(大和大学社会学部准教授)の3名、コーディネーターは、教文研所長明石要一氏(千葉敬愛短期大学学長)をお迎えし、「多様性を内包した兵庫でWell-beingを実現する学校教育を考える」をテーマに、それぞれの主張及び討論が行われました。
 まず遠藤氏からは、教育長という立場から、実際に熊本市教育委員会で行われている教育改革の内容を踏まえ、Well-beingについて、未来だけではなく、今の子供たちを幸せにする視点からの提言がありました。
 岸本氏は、経済産業省での御経験から「今ありたい」自分になるためにはどうすべきかという点について、高校生でのキャリア教育の経験を踏まえた観点から考えを述べられました。
 福田氏からは、コロナ禍における子供の心理状況の調査結果分析に基づいた子供たちのストレス解消に向けた提言がありました。

 興味深く熱い思いのこもった話に会場は引き込まれた。また、後半では会場からの、学校現場の視点に沿った質問に答える等、非常に有意義なシンポジウムとなりました。

なお、シンポジウムの様子につきましては、後日、全日教連公式YouTubeにて公開の予定です。是非御覧ください